CABLE CHAIN

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ケーブル保護するチェーン

ケーブルチェーンとは工作機械をはじめとする産業機械において、可動部のケーブル配線をまとめ、保護・案内する装置です。チェーン本体のサポータやバーに電線や油圧ホース等を通すことでケーブルやホース同士が絡まったり、擦れ合ったりすることなく確実に案内できます。

 

①ケーブルチェーンの特長

一方向だけに屈曲する2連のチェーンと連結するサポータやバーにより構成されるチェーンです。チェーン本体のサポータやバーに電線や油圧ホース等を通すことでケーブルやホース同士が絡まったり、擦れあったりすることなく確実に案内できるチェーンです。固定金具と移動金具の間に収納されたケーブルやホースなどには無理な力が加わることなく、移動ストローク内で往復運動ができます。工作機械や搬送機械、鉄鋼所内での製鋼工程などのさまざまな現場で広く使用されています。また、OCM ケーブルチェーンは 40 年を超える豊富な実績により幅広い業界で好評を得ています。

②ケーブルチェーンの作動原理

右図はケーブルチェーンの一般的な使用方法の作動原理です。チェーンの一端は機械可動部に取付けられており、他端はチェーンレールなどに固定されています。ケーブルチェーンは常に一定の屈曲半径を保ちながら機械可動部に追従しています。チェーンに支持されたケーブルやホースは固定端から移動端を通り、機械可動部へケーブルやホースを通して電気・液体などを供給することができます。

③ケーブルチェーンの種類と構造

 N-KCS 形 
N-KCS 形ケーブルチェーンは、屈曲部での開口部がなく取扱い上で安全であると同時にプレートやピンに熱処理が施されているので、耐荷重・耐摩耗性に優れています。ケーブルやホース支持部はサポータ形または、バー形の2種類があります。リンク数は奇数リンクを標準としますが、偶数リンクでの製作も可能です。

 KC 形 
KC 形ケーブルチェーンは、隣り合うプレート側面の接触角度により屈曲半径を保持しており、ケーブルチェーンが長い場合でも垂れることなく、長時間使用できます。また、屈曲部には開口部があるため安全カバー付きでの使用を推奨します。ケーブルやホース支持部はサポータ形のみになります。リンク数は奇数リンクだけとなります。偶数リンクでの製作はできません。
※KC形にはバータイプはありません。

※その他詳細はWEBカタログを参照してください。WEBカタログ
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